神戸の巨大古墳 五色塚古墳

五色塚古墳 09 June 16

五色塚古墳 俯瞰図

五色塚古墳 (ごしきづかこふん)は、兵庫県神戸市垂水区五色山4丁目にある、兵庫県下最大の前方後円墳。別名「千壺(せんつぼ)古墳」。築造年代は4世紀末から5世紀初頭と推定されている。墳丘は前方部を南西に向けた3段構築の前方後円墳で、全長194m、高さは前方部で11.5m、後円部で18mで、墳丘は葺石で覆われている。山陽電車と日本国有鉄道(現JR)の路線建設までは前方部が現在より3倍位の長さで、古墳全体の長さが300m以上にも及ぶ大型古墳であった。

「 五色塚古墳 」の呼称は、明石海峡を挟んで対岸の淡路島西南部の五色浜付近から石を運んで葺かれたことに由来するという説もあったが、時間帯で変わる太陽の光によって葺かれた石が異なる色で反射することに由来するという説も出てきている。古墳の表面に使われている石は明石海峡内のものとされている。

『日本書紀』神功摂政元年春二月の条に「播磨に詣りて山陵を赤石(明石)に興つ。仍りて船を編みて淡路嶋にわたして、其の嶋の石を運びて造る」という記事があり、これが、五色塚古墳に関する伝承と云われている。瀬戸内海の海上交通の重要地点である明石海峡を望む高台に造られていることから、神戸の西部から隣の明石にかけて相当大きな力を持っていた豪族の墓と考えられている。(Wikipediaより抜粋)

円筒埴輪レプリカ

なかなか判り難い場所にあるのだが、写真でわかるように明石大橋の望める場所なので、地図をたよりに住宅地を通ってたどりついた。年代やその造り大きさから、岡山造山古墳と同系の古墳なのだと思う。広島の三ツ城古墳を含めたこの三つの大古墳は河内の大古墳に通じるものだと強く感じる。この日は天気もよく、少し霞んではいるが淡路島を遠望できたので、ピックニックとしても楽しい経験だった。この後、神戸私立博物館に国宝桜ヶ丘銅鐸(どうたく)・銅戈(どうか)を見にいったのだが、特別展示の入れ替えとやらで入れなくとても残念!(篤姫ゆかりの薩摩切り子展にはあまり興味はないが、常設展示も入れなかった!くぅ??!)ということで、「元町でShoping」&「南京町で四川料理」の規定路線に向かった。

墳頂の埴輪列より明石海峡大橋を望む

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