備前車塚 古墳は竜の口の山の上 08-Mar.11
備前車塚古墳は墳長48.3m、後方部長23mの前方後方墳で三角縁神獣鏡が11面出土している重要な古墳である。岡山市内の高島や備前国府の跡(古代での存在は不明)の近くの四御神にある団地の奥にその登山口はある。この山は竜の口山と呼ばれる257Mの山でその中段100M位のところで南面の景色のよかったであろう(いまは木がじゃま)場所に造られている。
竜の口山は「竜の口グリーンシャワー公園」として整備されていて快適な山歩きコースになっており、今日は車塚を経由して山頂を目指すことにした。30?40分で山頂展望台に到着、ここからの景色がよくてすぐ南に操山さらにその向こうの貝殻山がはっきりとみえる。
下りは四御神コースをおりたが、このコースは一瞬県北の深い山を歩いていると錯覚するような景色がつづく。途中、古墳群もあり寄り道しながらゆっくりと歩くと出発地の車塚公園に1時間で帰着した。
備前車塚古墳の神獣鏡の出土、特殊器台埴輪がなくその山の名が「竜の口」という点から極めて中国色の強い性格のものだなという感想である。
竜の口山四御神コース