天狗寺山は何故か肩がこる?

天狗寺山(てんぐうぎさん)07-Dec.25
9合目鬼子母神

本日は北に向かって出発した。「木」でカレーをいただいて美作加茂をめざす。途中、先週の倭文につづいて綾部の集落を通り過ぎたがそれらしい神社はみあたらず、数キロで加茂に到着。東西橋を渡り、山への道を地図をたよりに辿ってゆく。舗装がなくなり林道に入る、ここから看板をたよりに上り広場手前のところに車を止めた。じつはここからさらに新しい林道ができていて結局頂上まで車で登れることが後でわかる。この広場から登山道があるのだが、入り口がちょっと判り難い。かるいやぶこぎで15分ほど登ると鬼子母神さまが迎えてくれた。あと5分登り頂上に到着し展望を楽しんだ後、林道を車まで下った。

表題のとおり、何故か肩がこった、それはここから見下ろすことのできる集落がいわく因縁のある場所で、それを自分の「気」が影響を受け気分が悪いのだと思う。じつは、こここそが日本犯罪史上最悪の残虐猟奇事件「津山三十人殺し」の起きた現場集落なのだ。

昭和13年に起こったこの事件は先日の「長崎スポーツクラブ乱射事件」によく似ているのだがその被害者数からまったくスケールが違う。横溝正史の「八つ墓村」のモデルにもなった事件で70年たった現在でも重苦しいものをひしひしと感じる。下山後、集落内の真福寺に立ち寄りゆえなく命を奪われた30人の村人の冥福をお祈りした。

行重部落

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