安倍晴明 天文台 08 July 8
いわずとしれた、平安時代最高の超能力者?である安倍晴明は陰陽師として天文を担当したが、この鴨方町に彼が天体観測のために使ったといわれる屋敷跡がある。これまで「安倍晴明ゆかりの地」という看板はたびたび見かけてきており、ついに本日たずねることとなった。
矢掛町と鴨方の境にある竹林寺山の一角には国立天文台岡山天体物理観測所がある、かの有名な竹林寺天文台である、その西どなりの安部山の山中にこの平安の天体観測所跡があるというのはどういうことなのか?鴨方からも矢掛からも細い山道がありすぐそばまで登れる、道の脇に駐車してしばらく歩くとこの安倍晴明屋敷跡こと晴明神社はあった。しかし、関西出身の安倍晴明と吉備がどう関係するのかわからない、がっ 調べてみるとなかなか深い関係にあることがわかってきた。
安倍晴明の師匠 賀茂 保憲(かも の やすのり、917年 – 977年)は、陰陽頭。その父、賀茂忠行は陰陽道の宗家、それも吉備真備の血筋であるというのだ。つまり、この「鬼道」の宗家は吉備の加茂家ということである。まず、この地が「鴨方」であり、造山古墳の在る場所が「加茂」、吉備津神社の元社の可能性のある新庄の「御鴨神社」というぐあいに「吉備と加茂」の関係は深い。さてまた新たに迷路があらわれた感じである。
安倍晴明 天文台Map
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