若杉峠 にニホンシカをみた!

若杉峠 から峰越峠まで 06-Oct.3

若杉峠 登山口

西粟倉の道の駅を過ぎ(あたらしい道を行くと迷うかも?)大茅スキー場を越え7kmほどで若杉峠登山口の駐車場に到着、そこに吉井川源流の地(このあたりでは吉野川となっている)の看板をみつけた。神郷と同様ここは岡山最遠の地といえる。ここから若杉原生林の中を峠まで続く道は古い石組で古道の風情がある。樹齢200年以上のブナやカエデ、ミズナラなどの巨木をはじめ199種もの植物が確認されており、グリーンシャワーの浴び放題といったところだ。若杉原生林の石畳

ゆっくりとまわりを楽しむ余裕がないのが山登りの宿命というかつらいとこではあるが30分ほどで峠にたどりつく、ここにはお地蔵さんがおいでで我々を迎えてくれる。道は十字路で直進は鳥取(いま道は通じてないそうだ)左は原生林wacthingroad、そして右におりてゆくと峰越峠方面ということだ。

ここから下りてゆくとすぐ林道にでくわす。壊れた?小屋の脇の道を今度はのぼってゆく。しばらくアップダウンが続き再び林道を横切り30分ほどで1140mのピークについた。このあたりは林が伐採されていて鳥取兵庫方面が見渡せて気持ちよい、ここでLunchとしよう。

ニホンシカ

さて、25分ほど休憩しただろうか、そろそろ出発しようと腰をあげリュックを背負い峰越峠方面に顔を向けた瞬間、おどろいた。奈良や宮島でおなじみの『鹿』が15mほど先に現われた。「おっおっおい、シカ!シカッ!」と家内に声をかける。カメラを取り出す余裕もなく、シカはすこしこちらを見たかと思うと山道前方に走り去った。わずかの間の出来事であった。

ニホンシカ(資料画像)

いわゆる「ニホンシカ」のメスだろう、体長は1.5mほどはあったと思う。ここまでの道にも先日降った雨のなごりでぬかるんでいるところに動物の足跡があった。三つ穴があいているので「いのしし」だろうかなどといいながら来たのだが、その動物が目の前に現われるとは思ってもみなかった。鹿との出会いから約45分、心地よい林の中道をすすみ峰越峠のとりつき口(写真の左の道の奥)に出る。

峰越峠

よく鋪装された林道には「兵庫県 千種町」と見える。ここから歩くこと25分で若杉原生林駐車場に到着。いつも思うが最後のアスファルト道路はきく?!。

峰越峠

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