黒滝山から瀬戸内海を見る
この山は広島県竹原市忠海町の瀬戸内海を望む位置にある、奇岩屹立する標高266mのこの黒滝山には、観音堂や33体の石仏があり、登山遊歩道や頂上からの眺望はすばらしく、眼下には大久野島、芸予諸島、世界最長の斜張橋多々羅大橋、遠く四国連山を一望できる。山頂の観音堂は、天平年間(730)僧行基の創建と伝えられ観音堂内の十一面観音像は鎌倉時代の名作とか。
車を民家脇の坂道に停めて登り始める、どこにも案内板のようなものがないのでしかたなかったが、もう少し上にゆっくり停められる場所はあった。よく整備された道を登ること15分ほどで見晴らしの利く岩場にでる、ここから頂上付近がみえる、もう一息登るとしばらくで尾根にでる、右に行けば広場で大きな石碑があり、左に行けば黒滝山山頂であった。かわいらしい鎖場があって頂上の大岩にたどりつく。そこからの瀬戸内の景色は想像どおりのすばらしさである。
帰りは尾道と御調の中間あたりにある原田温泉の「ゆう神の湯」というなかなかひなびた温泉をみつけたのでいってみた。これがなかなかの掘り出し物で放射能泉の掛け流しのよいお風呂だ。わたくしランキングでも5本指にはいるお気に入り!また近々に訪れることにしよう。