岡山県立博物館 吉備 特殊器台

これが 吉備 特殊器台 だ!

吉備 邪馬台国説の最初にまずこの 吉備 特殊器台 (画像を見る場合はClick)を紹介しようと岡山県立博物館にいってまいりました

でかい!

特殊器台に観られる弧帯紋という独特の文様は、吉備国際大学の臼井洋輔教授によれば台湾などの南方の土器に同様のものがみられるとのことだ!海人族の文化ということだろうか。そしてこの弧帯紋は楯築遺跡の御神体亀石にもくっきりと残されている

この吉備特殊器台は弥生時代の墳丘のうえから発見され、葬祭における祭祀のための道具である。その発生から発展において吉備独特のものなのだそうだが、総社の宮山古墳のうえから発見されたのを最後に姿を消し、奈良桜井の箸墓古墳などに忽然と現れるのだ。この箸墓古墳から北に5kmほどのところにある石上神宮も同様で備前一宮の石上布都之魂神社から御神体の十拳剣が移されている。

特殊器台 isojingu_8

これらの事柄は当時の吉備と大和の間に劇的なできごとがあったことを如実に表している。はたして邪馬台国は吉備にあったのか?過去の論争において一度も(たぶん)顔をみせなかったこの説を追って、気になる神社や遺跡などを調べていきたいと思う。

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